2016-01-01から1年間の記事一覧

安倍さん、本当にご苦労様です

安倍さんはニューヨークでトランプさんに会ったあと、ペルーで開催されているAPECに飛んだ。今年これで何回目の海外出張か分からないが、大変な精勤ぶり。本当にご苦労様です。ところで安倍さんは、潰瘍性大腸炎と言う難病に冒されており、前回はそれが原因…

恥知らずの国の恥知らずな国民

昨日TPP法案が衆院本会議で可決し、今国会中に参議院でも成立させる方針ということだ。その一方で、パリ協約の批准が遅れたためにCOPマラケシュにはオブザーバー参加を余儀なくされている。これでいいのかと言えば、いいはずがない。TPPはトランプさんが公約…

トランプ勝利は考えたら当たり前?

トランプさんが予想に反して当選した。この結果について今朝の読売新聞では、「米国でこんなに怒りや不満を抱え、"疎外"されていた人が多かったのか、と驚くばかりである」と、論評されていた。私はこの論評にこそまったく「驚くばかり」であった。優秀なア…

世論調査はもっと慎重に

安倍さんは世論に敏感である。世論=選挙という認識であろう。兎に角神経質に反応する。ある意味当たり前のことではある。世論が政治を決めているということである。そんなに重要な調査なのであるが、回答者は1000人程度である(本日発表の読売新聞調査では、1…

民進党の皆さんは本当に正気ですか?

keyword:[サービス:detail]keyword:[サービス:detail] 民進党代表に蓮舫さんが選任された。あれだけ二重国籍が取り沙汰されたにも拘わらず、どうしてこうなってしまうのだろうか。今なお鳩山さんは外交問題でみそをつけまくっている。これに加えて二重国籍を…

安藤優子さん、あなたは全能の神なのですか?

高畑裕太さんの事件に関する報道は実に酷かった。処分が決まる前から有罪扱いで、被疑者の人権はまったく無視されていた。ヤメ検弁護士の郷原信郎さんが最近の自らのブログで、推定無罪の原則もものかわ、人権に一切配慮しない、マスコミ各社の非道ぶりを批…

高級料亭セーフ・回転寿司アウト

連日の舛添報道にはもううんざりだ。舛添さんは昔から嫌いである。しかし好き嫌いは別にして、社会の公器たるマスコミがこんなことに血道をあげていいものであろうか。一方で破額の公費出張が糾弾され、その返す刀で今度は彼の”せこさ”をあげつらう。恥じる…

出たい人より出したいひとを

安倍さんはあまりにもひどすぎる。消費税引き上げの延期は明らかに公約違反でしょう。それも理屈付けにサミット首脳を巻き込む体たらく。世界中の失笑を買っても蛙の面に何とか。 選挙に負けたくがないために消費税を上げたくない。その一心でリーマンショッ…

民進党はやっぱり支持出来ない

5月18日の党首討論における岡田代表の発言はまこと噴飯ものであった。安倍総理が基本的に「消費税引き上げに消極的」であることを見越したうえで、姑息にも「引き上げ延期」を持ち出したのである。消費税引き上げを巡る議論は喧しいが、この問題は本当に言う…

目指すはインバウンドの国際化

keyword:[サービス:detail] 『AGORA(JALカードホルダーのための月刊誌)』5月号の「Cosmopolitans われら地球人」という記事に、永島譲二さんが取り上げられている。永島さんは、BMWのエクステリア・クリエイテイブ・ディレクター…

『米朝開戦』。クランシー復活

軍事・諜報・謀略小説の巨匠トム・クランシーが亡くなったのは、2013年10月1日。2年半前のことである。私は何を隠そう、筋金入りのクランシーのファンだ。クランシーの享年は66歳の若さ。まだまだこれからの年齢で、この訃報に接した時は、心底落胆したもの…

「マイナス金利の導入」はこれで大丈夫か?

以下の原稿は2008年10月5日時点で書いたものである。その後なぜかアイデアを日銀は黒田総裁にパクられてしまい(?)、もはやオリジナリティを証明するのは至難の業となってしまった。もっとも、私が8年前にマイナス金利を論じていたことについては、信じて…

私の「青春の一冊」

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE 私の「青春の一冊」は、何と言っても庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』だ。この作品の初出は、忘れもしない『中央公論』の1969年5月号であった。 1969年という年は1月に東大安田講堂の攻防戦があり、当時私は大学2年…