2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

高橋洋一さんの唖然

最近は色々なことが起こりすぎて少々のことでは驚かないが、日曜朝のテレビ番組を見ていて久しぶりにビックリしてしまった。例の高橋洋一さんが登場して、景気回復にウルトラC(ちょっと古い?)の秘策があると仰るのだ。その秘策というのは、日銀券とは別…

許すまじ! 中谷巖さんの懺悔(下)

(16日の”上”から続く) そもそも米国発の社会科学に関する理論は、自者(米国)に如何に有利な土俵を作り出すかに終始して来たと言ってよい。その最たる例が、新自由主義や市場原理主義などの理論的研究である。自由と言われて、それに意義を唱える向きは少…

許すまじ! 中谷巖さんの懺悔(上)

週刊朝日の1月23日号に、改革の旗振り役として活躍して来た中谷巖さんの懺悔が掲載されていた。中谷さんは、長年米国流の「規制のない自由な経済活動」を重視する「改革派」として活躍しており、特に小渕内閣の『経済戦略会議』議長代理として、竹中平蔵さん…

日本電産永守社長の英断:ワークシェアリングの薦め

10日(土)付け読売朝刊に、日本電産(永守重信社長)が「一般従業員1万人を対象に賃金カットを実施する」ことを表明したとの記事が掲載されていた。これは、同社従業員の基本給を1〜5%をカットすることとし、管理職についても1月から2.5〜5%、2月から7.5〜10%…

トヨタ凋落の第二章:章男氏の社長昇格

予め断わっておくが、私は主義として世襲が大嫌いである。だから今日の日記は予見と偏見に満ちている。そのことを予めご了解頂きたい。 今朝(9日)の日経新聞によると、トヨタ自動車の次期社長に同社の実質的創業者喜一郎氏の孫である章男氏の昇格が固まっ…

テレビ界の異変:正道への道

年末年始のテレビを見ていて気がついたことが幾つかある。第一に、これまで同一番組に(スポンサーとして)相乗りすることを好まなかった自動車業界がそのタブーを破ったこと、第二に、制作費を抑えることを目的とした生番組が多く目に付いたこと、第三に、…

DON'T WORRY,BE HAPPY:元旦に思うこと

自宅の居間でBOBBY McFERRINの"SIMPLE PLEASURE"というアルバムを聴きながら、この日記を書いている。McFERRINは、自分の口一つで伴奏からコーラスまでやってしまうジャズ界の天才である。ただ最近ではジャズのジャンルに止まらずクラシックの指揮までこなし…