2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

東国原知事のテレビ出演は問題ないのか?

2008年の東国原英夫さんの公務外収入は約3000万円、そのうち40%がテレビ出演料と講演料だそうである。タレントとして見れば確かに少ない収入かもしれない。だがこれは、公務を縫っての稼ぎである。ご当人言わく「公務外で稼いだ収入で税金を払い…

草なぎ騒動について思うこと(再論)

草なぎ騒動が事件(?)の瑣末性に比して、予想以上に大事(おおごと)になってしまったことに関して、24日の本欄で3つの点を指摘した。第一が、警察官の逮捕・家宅捜査、第二が、鳩山総務大臣の「最低な人間」発言、第三が、マスコミの盲動ということで…

“アルカイダの友達の友達”大臣 vs. “公然わいせつ?”タレント

今朝出勤してびっくりしたのは、定期購読している何時もの朝刊に混じって、スポーツ紙があったことだ。不思議だったので担当者に聞いたところ、どうも新聞販売店のサービスということのようであった。そのスポーツ紙の一面に踊っていたのは、“全裸”“わいせつ…

経済対策:孫・子に借金の山で本当によいのか?

前二回(4月15・16日)の本欄では、私なりの追加経済対策の評価を披露した。そこでは不充分かもしれないが、一連の対策の結果が借金の山を孫・子の代に残す可能性を指摘した。 こうした懸念は勿論私だけではなく、少なからぬ心ある識者が等しく表明して…

追加経済対策、私の評価は”0”点(下)

(承前) 第二の実行への道筋。逆に言えば予算の消化ということであるが、これまでにもこれほど大型の対策でなくても、政策実行・予算消化においては主として事務手続面から隘路が出来、その効果が著しく削がれる傾向が多々見られた。しかしこのことは何時の…

追加経済対策、私の評価は“0”点(上)

13日朝のフジのめざましテレビに、3人の経済評論家の先生が登場して、10日に決定された追加経済対策について採点されていた。結果は、85点、80点、55点というものである。これらの先生方について私はよく存じ上げないが、彼らは、今回の対策を真面…

ポピュリズムの危険性とタレント知事

政治が、政策と政局からなっていることは常識である。政局とは「政界の情勢」ということであるが、詰まるところは選挙である。政治家先生の大事なお仕事は「政策立案」であることは言うまでもない。だが実際は政策と政局を秤にかければ、先生方にとっては圧…

茶番の週末:北の「飛翔物」

既に旧聞に属するかも知れないが、花見で賑わう昨週末の日本列島に、北の「飛翔物」が興を添えた。北の飛翔物が飛んで来るということで、政府・自治体、マスコミは大童であった。ここで敢えて飛翔物と書いたが、これもミサイルか人工衛星か識別されないこと…

小沢さん今は辞めないで下さい

小沢一郎さん、私は貴方が好きではありません。だけど今は代表をお辞めにならないで下さい。 小沢スキャンダルについて、元東京地検特捜検事で、現在桐蔭横浜大学法科大学院教授の郷原信郎さんの見解が興味を引かれる。『日経ビジネスオンライン・ニュースを…