まだ決して遅くない

 今朝勤務地の駅頭で、共産党の候補者が自公の勝利予測を指して、「選挙はマスコミが決めるものでしょうか?」と訴えていた。そのとおりである。まだ結果が出たわけではない。そこで提案である。野党共闘がならなかった選挙区でも、候補者の話し合いで自主的に野党統一を図ったらどうか? 立民に対する熱狂、関心の高まりから推して、リベラルへの期待が大きいことは確かである。とすれば、希望を含めて”反”安倍票が分散し、結果自公が勝利するようであれば如何にももったいない。
 この際希望の扱いは悩ましいところである。しかし私の予想では、選挙後に必ず希望は自公に近い勢力と、リベラルに近い勢力とに分裂する。”保守”希望は自民党に吸収されてしまうかもしれないが、”リベラル”希望は立民と合併するかどうかは別にして、自公政権に対する明確な反対軸が示され、野党共闘の一翼を担って然るべき勢力となるであろう。リベラルか保守かという天文学論争は、選挙の後にしたらいい。
 いま大事なのは、兎に角安倍政権を打倒することである。小池さんだって安倍打倒を宣言しているわけだ。その点では野党共闘を組めるであろう。希望の候補者にいかがわしさが残るとしても、安倍一強を倒すためには大事の前の小事。この選挙では大人の余裕を見せて、希望も仲間に入れてやったらいい。野党再編は選挙後にじっくり考えればいいことだ。
 安倍さんでは困ることは、10月1日の本ブログに9月27日付の日刊ゲンダイの記事を引かせて頂いた。これを以下に再掲する。
    1.平気で嘘をつく首相の人格
    2.自分勝手で攻撃的な幼児性
    3.閣議決定で壊憲を断行する横暴 
    4.トランプ米国隷従の軽挙
    5.北朝鮮をも政治利用する破廉恥
    6.国民と国会を軽視する独裁者然
    7.弱者へのゾッとする冷酷
    8.祖父への異常な憧憬
    9.お友達だけを優遇し逆らうものは許さない排他性と独善
 安倍さんの問題点は、モリカケだけではないのである。これでも自公は大勝するというのであろうか?